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バリトン

バリトン




このページでは、
男声の中〜低音域を担当する
バリトンについて紹介します。
音楽のイメージ写真

バリトン
バリトンの概要
【音域】
Ta〜H

【概要】
低い音域の男声。1820年頃に成立したと思われる、比較的新しい声種。
この新しい声種のために、ヴェルディがバリトンの役柄を多く作曲した。
バスの方がバリトンよりも深い音色だが、音域によるバスとバリトンの分類は必ずしも明確ではない
バスもバリトンも歌える声種をバス・バリトンと呼ぶ。

バリトン・リリコ
概要】

抒情的な表現に適した声のバリトン。

【代表的な歌手】
フィッシャー=ディースカウ・バスティアニーニ・アレン・ハンプソンetc

【代表的な役】

伯爵『フィガロの結婚』、
ドン・ジョヴァンニ『ドン・ジョヴァンニ』、
ルーナ伯爵『トロヴァトーレ』etc

バリトン・ドラマティコ
【概要】
劇的表現に適した、太く強靭な声のバリトン。


【代表的な歌手】
ゴッビ・カップチルリ・ブルソン・ヌッチ・ポンスetc

【代表的な役】
リゴレット『リゴレット』、
アモナスロ『アイーダ』、
イヤーゴ『オテロ』、
スカルピア『トスカ』etc


バリトン・ブッフォ
【概要】
オペラ・ブッファの中で、早口で軽妙に歌うバリトン。


【代表的な歌手】
タッディ・プライ・フルラネットetc

【代表的な役】
フィガロ『フィガロの結婚』、
レポレッロ『ドン・ジョヴァンニ』、
パパゲーノ『魔笛』、
バルトロ『セヴィリャの理髪師』etc