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声種の分類

声種の分類


オペラ歌手の声種は、主に
『声の高さ』と『声の太さ』の違いによって
分類されます。
音楽のイメージ写真
声種の分類
声の高さ

高い順に
@コロラトゥーラ・ソプラノAソプラノBメゾソプラノCアルトDテノールEバリトンFバスに分類されます。

一般的にはアルトより高い音域を女性、テノールより低い音域を男性が担当しますが、カウンターテナーのように男性がアルトより高い音域を歌うこともあります。
また、女性でありながらテノールの音域をもつ人や、男性でありながらソプラノの音域をもつ人も稀にいます。

声の太さ

声は軽い声から順に、おおよそ
@レッジェーロAリリックBスピントCドラマティコに分けられますが、さらに細かい分類もたくさんあります。


一般的には年齢とともに声は次第に太くなる傾向があり、若い時と年齢を重ねた時でレパートリーが変わることも多々あります。
また、レッジェーロの歌手がリリックのレパートリーを歌ったり、リリックの歌手がスピントの役柄を歌うこともよくあります。
したがって、この分類は絶対的なものではなく『目安』として捉えるべきものとお考えください。