高い順に @コロラトゥーラ・ソプラノAソプラノBメゾソプラノCアルトDテノールEバリトンFバスに分類されます。 一般的にはアルトより高い音域を女性、テノールより低い音域を男性が担当しますが、カウンターテナーのように男性がアルトより高い音域を歌うこともあります。 また、女性でありながらテノールの音域をもつ人や、男性でありながらソプラノの音域をもつ人も稀にいます。
声は軽い声から順に、おおよそ @レッジェーロAリリックBスピントCドラマティコに分けられますが、さらに細かい分類もたくさんあります。 一般的には年齢とともに声は次第に太くなる傾向があり、若い時と年齢を重ねた時でレパートリーが変わることも多々あります。 また、レッジェーロの歌手がリリックのレパートリーを歌ったり、リリックの歌手がスピントの役柄を歌うこともよくあります。 したがって、この分類は絶対的なものではなく『目安』として捉えるべきものとお考えください。